終わるジャズと終わらないクラシック
「このフロアだけ空気が違う。。」 とは、私が渋谷のタワーレコードの7階を占めるクラシックフロアの椅子で時間を潰していたとき、眼の前を通り過ぎたご夫婦の奥さんが漏らした言葉です。 事実、先日のハロウィンでも大変な騒ぎになっ… もっと読む 終わるジャズと終わらないクラシック
「このフロアだけ空気が違う。。」 とは、私が渋谷のタワーレコードの7階を占めるクラシックフロアの椅子で時間を潰していたとき、眼の前を通り過ぎたご夫婦の奥さんが漏らした言葉です。 事実、先日のハロウィンでも大変な騒ぎになっ… もっと読む 終わるジャズと終わらないクラシック
懐古主義としてのジャズ アメリカで普通に人気のある音楽のジャンルは「カントリー」みたいなものであって、日本で話題になるようなアメリカの音楽は、アメリカでも先進的で「これから」の音楽だとよく言われます。 日本でも高齢者を中… もっと読む ジャズとダムナティオ・メモリアエ
芥川賞の賞味期限は10年 という記事を目にしました。芥川賞を受賞して、10年後も職業作家でいられる人は少数派であることを、当の出版業界が揶揄した言葉だそうです。 小説というジャンルの芸術で「純文学」は今、南総里見八犬伝の… もっと読む カルロス・クライバー – 天才が「飽きる」とどうなるか?
ジャズって本当におしゃれ? …10年以上、考えています。 「ジャズって本当におしゃれな音楽なのだろうか?」と。 そういう「雰囲気」があることは私にも分かりますし、実際ジャズ系の音楽が流れるお店のおしゃれっぽさも、存分に楽… もっと読む おしゃれなジャズをバッグのブランドに喩えてみる
という一文から、浅見光彦最後の事件「遺譜」は幕を開けます。 開始早々、「永遠の33歳」と呼ばれ続けた浅見光彦34歳のお誕生日会が、盛大に執り行われますが、これにより浅見光彦の生年月日が明らかになりました。 以下、根拠と併… もっと読む この作品を浅見光彦を愛したヒロインたちに捧げる
ビル・エヴァンス(1929-1980) ワルツ・フォー・デビイを筆頭に、ほんとうに「おしゃれ」な演奏を多数残したジャズ・ピアニストです。 以下にご紹介した3枚は、紛うことなき名盤であるとともに、ジャケットの素敵さでも、ち… もっと読む 消極的な自殺
聴いたことがない曲をハイレゾで買うでしょうか? かつてCDが普及してアナログ・レコードが駆逐されたように、将来的にCDが廃れて「新譜はハイレゾ」が当たり前な時代になれば、必然そういうことになるとおもいます。 …でも現状で… もっと読む ハイレゾについておもうこと
千と千尋の神隠しは映画館で6回観ました 宮崎駿(1941-)ご本人がどこかで言っていました。 「千尋が長い木の階段を駆け下りる場面で、足を踏み外さなくて本当によかった。落ちていたらそこで物語は終わってしまっていたから」 … もっと読む あしたのさよなら – 宮崎駿とキース・ジャレットへ
「やがて私の時代が来る」 とは、クラシック作曲家グスタフ・マーラー(1860-1911)の言葉です。一般的にはたぶん、バッハとモーツァルトとベートーヴェンの方が有名ですが、クラシックを貪り聴いている人々にとってモーツァル… もっと読む ミミはかわる – マーラーとオーネット・コールマン
ストラディバリウスの正体 平たく申し上げれば、ファイブスター物語のファティマ(今はオートマティック・フラワーズでしたっけ?)と似たようなイメージで、私たち庶民は理解するのが分かりやすいかと、かなり以前からかんがえています… もっと読む ストラディバリウスをファイブスター物語に喩えて説明してみる