星になった音楽家たち
クラシック専門のCD屋さん「由紀レコオド」でのお話 コロナ禍の今、どうなってしまっているのか、知りたくもあり、心配でもありますが、羽田空港を離発着する飛行機が絶え間なく行き交う空を、CD屋さんの近くの公園で、よく眺めてい… もっと読む 星になった音楽家たち
クラシック専門のCD屋さん「由紀レコオド」でのお話 コロナ禍の今、どうなってしまっているのか、知りたくもあり、心配でもありますが、羽田空港を離発着する飛行機が絶え間なく行き交う空を、CD屋さんの近くの公園で、よく眺めてい… もっと読む 星になった音楽家たち
レンブラント課長の思い出 …とある会社の、課長さんのお話です。時期的には由紀レコオドが閉店して半年は経ち、「ママはいまどうしているのだろう?」と考えてしまう癖がようやく落ち着いたころ。 わたしは仕事が変わって、そこには年… もっと読む クラシックで恋が芽生えた話〜恋愛が成就したとは言っていない〜
夜、私はライム色の桜を見上げていた ヒトケのない、京浜工業地帯の闇の中で、孤独に膝を抱えて。 とても寒かった。 春先だからと浮かれてスカートにしたことを後悔した。お店を出るときママから厚手のストッキングを渡されたのを、終… もっと読む ライム色の桜(上)
一般的に無名な人気作曲家 アントン・ブルックナー(1824-1896:72歳没)という作曲者がいます。ベートーヴェンが亡くなる3年前に生まれ、大体ブラームスと同時期に活躍し、マーラーは彼に教えを請うたというような世代の人… もっと読む 年齢とともに輝きを増す美しさ
クラシックマニアの人々 なんであれマニアと称する方々を目の前にし、不用意に「一番のオススメを教えてください♪」などと尋ねようものなら、すぐに諍いが始まることは容易に想像がつきます。。 …ところがインテリ臭漂うクラシックマ… もっと読む 蘇るフルトヴェングラー
京浜工業地帯でお茶を お店の前を走る産業道路を渡ると、ほとんど民家はなくなります。そこはコンクリートの上に工場と公園が築かれ、運河で区切られた寂しい土地です。 …そこで働く方たち向けなのでしょう。道沿いには工場に混じって… もっと読む 運河を望む喫茶店
マニアのプライド マニア気質というのはやっかいなもので。。 …いえ、とてもお世話になりましたので個人的には、そういう方々に親しみを感じはするのですが、 これこそが最高だね! みたいなことを誰かひとりが言い始めますと、本当… もっと読む クラシックCDベスト・ワン♪
CDの買い方がおかしい その年の秋から年明けくらいに掛けて、私はほぼ毎週末、由紀レコオドに通いつめました。すぐに常連さんたちとも仲良くなりました。…もちろん人間同士の付き合いですので、「終始小馬鹿にされる」「そもそも相手… もっと読む 時代と人間のザンコクさを聴く
クラシックのある生活♪ 由紀レコオドで「トスカニーニ」という指揮者を教えてもらい、初めて「クラシックって聴いていて楽しい!」と感じるようになった私は、会社帰りなどに近くのターミナル駅でCDショップのクラシックコーナーを覗… もっと読む ジャ○ーズみたいにかっこいい(?)クラシック
怖い思いをしました 「由紀レコオド」という、京浜工業地帯にあった怪しいお店に入ってしまった私は、店主と思しき女性に声を掛けられました。 「トスカニーニっていう指揮者、あなた、知ってる?…知らないわよね〜」 状況は飲み込め… もっと読む 眠くならないクラシック(後編)