サイトアイコン うはのそら

オールシーズンタイヤってどうなんでしょうか?

雪道に強いと言われるスバル車に乗っています

…自動車会社って、東海地方がとても強いです。某愛知県の会社は世界的ですし、以前浜松のお友だちに、「ホンダ、スズキ、ヤマハは全部浜松の会社だから!」と自慢されたときには、ほんとうにびっくりし、そして感心しました。

 

マツダも広島ですし、日産はよくわかっていないのですが(東銀座?)、とにかく北関東民であるわたしにとってスバルという会社は、自分で乗ることを想像していなかった頃から、なんとなく親近感というか、「失敗や不正はあっても、心根は純朴でしょ?」みたいな感情がありました。

小さい頃遊んでもらった近所のお姉さんも、スバルの技術者さんと結婚しましたしね!

また群馬は、…スバルの工場が多い付近はそうでもないと思うのですが、よく「秘境」扱いされてしまう理由のひとつとして、前橋・高崎・伊勢崎・太田などの「都市部」がすべて県南に集中していて、上三分の二がほんとうに山!ということがあります。

…北関東三県の中では、一番バランスがよいのが茨城です。元御三家の水戸が北部にあり、その更に北側には日立があります。…ただ、南部に位置する土浦・つくばは、「水戸にいぐなら東京さいぐべ!」というのが住民の本心で、つくばエクスプレスを水戸まで延長させる計画が頓挫したのは、他ならぬ茨城県庁の意向であったという説さえあります。

「そんな便利な電車が水戸まで通じてしまったら、みんな東京に行ってしまう!」

と。。でも、水戸は江戸時代から続く「水戸学」などというものまであったり、本当に文化的な街ですよ♪クラシックのコンサートも、土浦・つくばをスルーして、ほとんどが水戸で行われます。

そして栃木は、日光・那須という、「栃木県そのものよりも知名度の高い観光地」が北部に集中しています。また、意外にも県庁所在地である宇都宮は、市民の年収ランキング全国1位にもなったいことのある豊かな土地で、「餃子の街」「ジャズの街」「自転車の街」「ワインの街」…等々、「市アピール力」の高い福岡や浜松に対抗できる企画力もあります。

すべては「栃木県」という親ブランド力の低さに足を引っ張られてはいるものの、とくに誰も困っていないというのが実状です。

余談が過ぎました。。

わたしのクルマはフォレスターというSUVで、その中でもX-BREAKというグレードです。このクルマは最初からタイヤがオールシーズンタイヤというもので、「雪道でもある程度走れる」と言われているものです。

 

Youtubeで、多くの方から親身なお叱りをいただいた、わたしがフォレスターで雪にハマった動画がこちらです。。

 

…そもそもが雪道に限らず、シートに背中が張り付くような加速も、サイドガラスに頭をぶつけそうになるような曲がり方も、わたしは自分でした経験がありません。

ですので、「クルマの限界」的なことはまるで理解できていないのですが、とりあえず雪道でハマりました。。「スタッドレスタイヤだったら余裕だよ!」など、教えてくださる優しい方もいらっしゃって、色々泣きそうにもなりますが、スバル・フォレスターという、雪道性能という意味ではわたしの以前のクルマより遥かに優れたクルマと、わたしが今後どんなお付き合いをしていこうと考えるに至ったかを、述べさせていただきたいとおもいます。

オールシーズンタイヤについての所感

いきなり大前提ですが北関東では、雪が降ったらクルマで出かけるのはやめた方がよいです。

…たとえ自分がスタッドレスタイヤを履いていても、前後のクルマもそうである確率はけっこう低くて、以前ひどかったのは、雪が降ったのでタクシーに乗ったところドライバーさんが、「このクルマもノーマルだけどねっ♪」と、明るく答えてくだすったことです。。

冬はスタッドレスタイヤに履き替えるという文化の根付いた積雪地帯でないと、「スタッドレスタイヤだから安全」という理屈は、50%しか有効ではないということになります。

 

そして、今回わたしがハマってしまった場所は、道路ではあるのですが交通量はほとんどゼロという、「自然公園」的なところでしたので、雪かき等はされていませんでした。

教訓その壱:雪かきされていない道は走らないようにしよう!

凍結している感じはなかったのですが、すごく車高があるわたしのクルマでも、底に雪が当たってしまうとアウトでした。…スタッドレスタイヤを履いていたら大丈夫だったのか?それは分かりませんが、オールシーズンタイヤで雪かきされていない道は、避けましょう。

それは「道」ではないのですから。

 

また、オールシーズンタイヤがノーマルタイヤやスタッドレスタイヤと比べて、どうなのか?という記事は色々なところで目にしますが、実感として、ポイントは2点かな?とおもいます。

「安全」基準で言えば、

教訓その弐:真夏にスタッドレスタイヤを履いたり、冬場にノーマルタイヤを履くよりは安全。

と言えるのでしょう。…あれ?これがすべてのような。。

前のクルマのとき、エコタイヤに替えた直後の印象ですが、アクセルから足を離してもすごく転がるので心地よかった一方、ブレーキは早めに踏むようになりました。あと、雨の日に一瞬「つるん」とすることが首都高で何度かあって、心臓にはよくなかったです。

そして「静粛性」については、わたしはベンツ社も大量に注文したと言われるSTAXという、ほんとうに繊細なヘッドフォンでクラシック音楽を自宅で楽しんでいるのですが、クルマの中ではほとんど音楽も聞かず、無口に運転するだけなので、気にしないです。

 

走行性能とか、快適性能とかをクルマに求めるのであれば、タイヤという、クルマと地面が唯一つながる4箇所はとても重要で、さまざまな「こだわり」をお持ちの方も多いとおもいます。

…タイヤを替えること自体、「カスタマイズ」なのでしょう。(スタッドレス文化の浸透している地域を除く)

わたしとしては今後、標準装備のオールシーズンタイヤで、このままカーライフを楽しんでいくつもりです。

スバル・フォレスターというクルマは、アイサイト等と相まって、「安全」以前に「安心」を実感できます。疲れづらいですし、酔いづらいです。

クルマの性能を活かしきれないことはもう、自分由来として諦めて、せっかくの安心感が薄れるような運転は、避けていきたいとおもいます。

…傷をつけるのもいやですし、汚れるのも、いやですので。。

モバイルバージョンを終了