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ワクチン計画が順調に進めばオリンピックも中止できるかも?

目指せ!ワクチン接種率70%!

一応の目安として、WHOの見解では世界の人口の70%がコロナワクチンを摂取することで、集団免疫が得られる可能性があるとのことです。(2021年1月12日現在)

各国がワクチンの確保に躍起になっておりますが、そんな中、「新型コロナウィルス感染症での死亡率の低い日本は、ワクチン接種の優先順位を下げ、恵まれない国に率先して分け与えるべきでは?」という有識者の意見も聞こえてきます。

もちろんそれは美徳でしょうし、世界からの称賛も得られるでしょう。…ですが、集団免疫の獲得によって得られるものは、「生命の安全」だけではなく、「他国に先んじた経済復興」ですよね?

中国は実際にワクチン外交を展開しているようですが、おそらく自国の要人、そして都市部の国民には、より安全な海外製ワクチンを用いるということは、容易に予想できます。。

これは「ワクチン戦争」負けたら悲惨です

他国に先んじて「コロナリスク」を目に見えるかたちで軽減し、製造業にせよ観光業にせよ、そして最も重要な内需にせよ、一日も早く成長曲線に乗せることが、最も「国益」に繋がります。

そうなって後、より手厚い他国への援助に注力する方が、もちろん時間との戦いではありますけれども、「ジャパン・パワー」を世界に示すことになるのではないでしょうか?

…東京オリンピックにしても、それを日本の側から中止を言い出すことで懸念されるのは、他国、特に欧米諸国から「日本はオリンピックの伝統を途絶えさせた」というレッテルを貼られることと、それに伴う国際社会での影響力の低下でしょう。

わたしたち国民からは見えづらく、そして国の指導者層には決して無視できない問題と思われますが、だからこそ積極的なワクチン政策で、「アフター・コロナ」の経済的アドバンテージを獲得すれば、国際的な発言権も強まり「商業主義にまみれ、評判も悪かったオリンピックはうちが中止させたよ。だからなに?」と言いのけることもできるのではないでしょうか?

いち国民としましては、「オリンピックを成功させる」ことよりもずっとずっと「ワクチン計画の円滑な遂行」により関心を持ち、微力ながら協力をしていきたいと思っています。

我が国が集団免疫を今年の夏までに獲得でき、「オリンピック、やるよ!」ということになるのでしたら、それはほんとうにすばらしいことで、わたしはオリンピックが終わるまで、北関東の片田舎で避暑して過ごします。

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