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医療崩壊は、できることならば防ぎたい

でも、マナーはすでに崩壊済です

「無責任な外出をいまだ続ける人に罰則を!」

「コロナ感染者を避難すると、感染経路が追えなくなる」

…もう、何が正しいのかが分からなくなっています。

家でおとなしく映画などを観ておりますと、レジで延々と店員さんと会話する主人公とか、人混みを掻き分けて犯人を追跡するようなシーンに、もう違和感を抱くようになってしまいました。。

海外のことは分かりませんが、たとえ今回の「新型コロナウィルス」問題が完全に解消しても、日本では今の「ソーシャル・ディスタンス」を多分に残したまま、新たなモラルを構築することになるでしょう。

 

わたしを含め、専門家以外の方のあらゆるコロナ関係の発言は、「恐怖」から来ています。怖いから、なにか発言をすることで気を紛らわそうとしているに過ぎません。

政治家や行政に携わる方が、「のほほん」としていられる間はまだよいのかもしれません。…国家が転覆するような空気が流れば。コロナ禍をきっかけに、どこかの国で「クーデターが革命になった」というニュースが流れれば、そのときこそ政治家・官僚は本気で「既得権の保全」に躍起になり、強権を発動することも厭わなくなるはずです。

…世界中の「憲法」に、「革命後の旧権力者の保護」が必ず組み込まれているのは、為政者が恐れるのが結局「それ」だからです。

 

というわけで、世界中の「国民」は今、ヒステリックに無責任な他者を非難し、あるいは自暴自棄に好き勝手振る舞うことで、不満を表明しています。

こういった、「個々の主張」をぶつけ合い、それによって削られ削られした「マナー」を、わたしたちはコロナ禍以降の世界で携えて生きねばなりませんので、医療崩壊・経済危機は、なんとか避けたいものではありますが、とりあえず今は皆が皆、自分の自由な思い・主張を抱いてよい時期と、わたしは思います。

「新たなるマナー」は、そうやってかたち作っていくしかないのですから。

…ヨーロッパの洗練された「テーブルマナー」も、もちろん作り換えられることでしょう。

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