古いクラシックの「名盤」でしたら、いくらでも自由にご紹介できるのですが音は悪いです
クラシックは、ヒップ・ホップ用語でも「歴史的名盤=クラシック」と呼ばれることもあるように(?)、長い歴史を持つ音楽です。
あまりにも長い歴史を持つがゆえに、一部の「歴史的名盤」は、すでに著作権(作曲者の権利)および著作隣接権(演奏および録音者の権利)が失効した、いわゆるパブリック・ドメイン化しておりまして、それら誰が使っても叱られない名盤につきましては、わたくしも拙いYoutubeのチャンネルでご紹介させていただいております。(2019.9現在、ネタ切れで更新が滞っております。m(_ _)m)
【NOCTURNE_YORusoLa:人類フルトヴェングラー計画】
…ですが、こちらでご紹介している演奏は、いずれもビートルズのデビュー以前の録音でして、多くの方が「なんでいまどき、こんな貧弱な音を聴かされねばならないのか?」と、お感じになられることかと存じます。
しかも、無価値なわたしの音声解説(ノイズ)付きです。m(_ _)m
アマゾンプライム会員であれば、タダで聴けるクラシックを調べたらけっこうすごかったです!
はい。「アマゾンプライム会員」の方限定になってしまう点が恐縮なのですが、そう古くない録音を、追加料金なしで聴けますので、「クラシックに興味はあるけど、どれを聴いたらいいか分からない」という方向けに、いくつか名盤を、しかも音のよい名盤をご紹介させていただきます♪
アルバムのジャケット写真を掲載するため、アマゾンアソシエイトの商品リンクでご紹介しておりますが、それを踏んでいただく必要はなく、アマゾンプライム・ミュージックから、ジャケットと名称を頼りに、検索いただきたいです。
※プライム会員の方であれば、リンクを踏んでいただければ「今すぐ再生」ボタンが表示されることを確認しました。
【レナード・バーンスタイン:マーラー全集(グラモフォン版)】
…まさか、こちらを追加料金なしで聴ける特権(月額500円)が、世の中に存在するとはおもってもおりませんでした!!
現代クラシック界では、ベートーヴェン以上に人気のマーラーの、筆頭に挙げられる名盤です。
特に、5番と9番が個人的にはオススメです♪
…こちらがCDで発売されたときには、「超廉価版」ということもありまして、曲の並びが「ヘン」でした。。具体的には、交響曲第9番が、ディスク5とディスク6にまたがって収録されていたりしています。
プライム・ミュージックでも、イメージとしてはやはりCDの変な曲順を踏襲しておりますが、とりあえずの視聴には問題ありません♪
【カルロス・クライバー:ベートーヴェン交響曲第7番】
ベートーヴェンの交響曲第7番には、たくさんの名盤がありますので、このチョイスにはご納得いただけない、マニアの方も多くいらっしゃるかとおもいます。
…ですが、とりあえず「無料」ですので、特にお忙しい方は、4曲あるうちの最後、第4楽章だけでも、一度通して聴いてみていただきたいです。
「モーツァルト〜」とか「ショパ〜ン」などの、「リラックスできる」クラシックとは対極の、なんだかすごい演奏が始まります!
クルマ好きの方向けに、小ネタをご紹介させていただきますと、このクライバーさん、アウディ社からコンサートを依頼された折、断るつもりで、A8のフルオプション車を要求したところ、それが通ってしまって演奏をせざるをえなくなったという、カーマニアです。
…なぜかクラシックの指揮者にはカーマニアが多いようで、そういった「スピード狂」の逸話を持つ指揮者はわたしの知る限り他に、ヘルベルト・フォン・カラヤン、グスタフ・レオンハルト、エドゥアルト・ファン・ベイヌム、らがおります。…いずれも「カッコいい❤」指揮者さんであることは、共通しておりますね!…わたしの主観ですが。。
脇道に逸れましたが、第4楽章を最後までお聴きいただくと、一瞬の静寂のあとに、ぱらぱらと拍手が始まります。聴衆は「白けていた」わけでは、ありません。その証拠に拍手は徐々に大きくなり、最後は割れんばかりの「ブラボー!」が、男女混声で叫ばれます。
「呆気にとられていた」のです。
【セルジュ・チェリビダッケ:ブルックナー交響曲選集】
チェリビダッケという人は、クラシックをあまりお聴きになられない方にとっての知名度は、ほぼゼロに等しいかと、わたしは勝手におもっております。m(_ _)m
…ひと言でご説明を申し上げますと、「あのカラヤンに負けて、ひねくれ人生を送った変人指揮者さん」です。
録音を徹底的に嫌い、生前はCDの発売を許可しなかったため、一層知名度が下がり、「幻の指揮者」扱いをされた方です。
ディスク5と6にまたがって収録されている「交響曲第8番」を、ぜひお聴きいただきたいです♪
…ブルックナーという作曲家さんも、チェリビダッケと同等の知名度(の低さ)を誇るかとおもうのですが、例によってクラシック・マニア界でのお話となりますが、マーラーがベートーヴェンよりも人気コンポーザーとなった現代において、マーラーに匹敵する人気作曲家が、他でもないブルックナーであったり、しております。
この指揮者さんの演奏は、すばらしく「美音」です♪
交響曲というよりも、教会のパイプオルガンの荘厳な感じが延々と続くという特徴を持つブルックナー作品の「音色に関しては一二を争う」大家として、話のネタにぜひご一聴いただければとおもいます♪
第1楽章が一番よいとおもいます。起承転結がないので、「金太郎飴」とも称される曲で、正直どこを聴いていただいても大差ないです!
【ヘルベルト・フォン・カラヤン 70’s Vol.1〜4】
有名なカラヤンの、こちらの商品群は、すごいです♪
クラシックCD収集の醍醐味を、タダで教えてくれちゃいます!
どのようにすごいかと申しますと、こちら、CD換算で86枚もの演奏が、いつでも好きなときに聴けてしまうのです♪(要インターネット接続環境)
カラヤンについては、本ブログにコメントを寄せてくださるクラシック愛好家の諸先輩方の魅力的な紹介文がいくつもありますので、わたしなどから申し上げられることはなにもないのですが、この「70’sボックス」という商品の魅力について、わたしなりにご紹介させていただきますと、
- CDでお買い求めになると、2万円以上になります。
- カラヤンが1970年代に、ドイツ・グラモフォンから発売したすべてのアルバムが含まれています!(別のボックス・セットにまとまっているオペラを除きます)
- クラシック入門といえば、とりあえずカラヤン。ということで、気になる曲を、こちらのセットから見つけて、超一流の演奏で試聴ができます♪(永遠に、、とは、保証できないのですが、正確には「試聴」ではなく、いつでも聴く権利があります!)
- こちらの70年代ボックスには、とくに「人気曲」が多い印象が、わたしにはあります。(わたしは70’sと80’sのボックス・セットを、両方所有しております。。参考情報「カラヤンって聴きます?」)
ぜひ、プライム会員の方で、「とりあえずクラシックを聴いてみたい!」という方は、こちらをご堪能いただけばとおもいます♪
【カール・リヒター:マタイ受難曲】
クラシックCD愛好界で、もっとも人気のあるアルバムは、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲第9番、通称「バイロイトの第九」であるのですが、「もっとも崇高なアルバムはなにか?」という、やや宗教味がかったもの言いをいたしますと、おそらく「バイロイトの第九」以上の得票率で、こちらが選ばれることとわたしはおもっております。
カール・リヒターのバッハ「マタイ受難曲」(1958年録音)です。
…ですが、こちら「抜粋」という記載がありまして、そのくせ演奏時間も10時間を超え、ちょっと、正体がよく分かりません。。しかも、1曲めから実際に聴いているのですが、わたしの耳に馴染んだ1958年版とは、「なにかがちがう」(ような)感じもいたします。…う〜ん、、もっと神々しいはずなのです。。
でも、気のせいかもしれません。。ごめんなさい。
というわけで、わたしの頭の中で、「???」は飛び交ってはいるのですが、「リヒターのマタイ」は、「バイロイトの第九」と同様に、これからクラシックを聴いてみようとされる方に、いつかはお聴きいただきたい1枚(CDにすると3枚)です♪
繰り返しで恐縮でございますが、追加料金は不要ですので、ぜひ、ご一聴いただけましたら嬉しいです♪
アマゾンプライム会員は、最初のひと月は無料ですので、カラヤンのボックスだけでもご堪能いただいて、同月内に解約!でも、とってもお得だとおもいます♪
わたし自身は、意外とプライムビデオにハマってしまいまして、「彼岸島」で鈴木亮平さんのカッコよさに、目覚めてしまいました。♫
…そして、「変態仮面」で悲しくなってしまいました。。(T_T)
amazonのプライム会員ですが、クラシックのレンタルは詳しく知りませんでした。映画とかドラマだけかと思っておりましたので。
チェリビダッケ、1998年に亡くなっているのですよね。カラヤンやベーム、小澤征爾なんかの影でその存在感は薄いです。押しが強くなく、きっと、おとなしい人だったのですね。
晩年は仏教徒になっています。おそらく禅に興味があったのだと思います。
よるそらさまのクラシック情報は、小難しくなくてわかりやすく、とても参考になります。今後も楽しみに読ませていただきます。
鈴木亮平さんの変態仮面、私も見ました。もうよくあんな映画に出たなと思います。でも、評価は意外に高かったですよ。いつもは、シリアスな演技をしている、俳優が馬鹿みたいな
役を、恥ずかしげもなく真剣に演じているのが面白いと、ありました。
そういう見方もあるのかなと、半分感心した覚えがありました。
プライムビデオ、本当にハマりますね。
片岡さま。おはようございます。
最近は、クラシックの記事が少なく、申し訳ありません。
そもそもが難しいことが分からないのと、今、バッハの知識を懸命に蓄積しておりまして、
・管弦楽組曲のベイヌム版
・マタイ受難曲のメンゲルベルク版
を、どうしてもYouTubeでご紹介いたしたく、四苦八苦しているところです。
片岡さまも、アマゾンプライム会員でいらっしゃるのですね♪
わたしも、「このボタンを押すと、購入になっちゃうのかも?」とびくびくしながら使っておりましたが、「プライム会員特典」と書いてあるものでしたら、追加料金が不要と分かりましたので、パソコンで聴き放題です!(Ultimateと書かれているものは、別途料金が必要であるようです)
記事では、わたしが元々持っているオススメアルバムにしか触れておりませんが、これから、片岡さまにおすすめいただいた、エッシェンバッハさんなども探してみたいとおもいます。
鈴木亮平さんの変態仮面。。主演の鈴木さんとヒロインの方の演技は、いいな〜と思ったのですが、脇を固める方々に、ギャグ要素だけを担わせた構成がぎこちなく感じ、どうしてもお話に入り込めませんでした。。
原作が、きっとギャグ漫画なのでしょうね。
他方「彼岸島」の鈴木さんは、お話が進むほどにカッコよさが増していき、栗原類さんのゾッとするほどの美しさと相まって、演舞するミケランジェロ作品を観ているような気分にさえ、なってまいりました♪
また、わたしはコッポラ作品をほとんど観たことがなかったのですが、ひと通りプライム・ビデオにありましたので、一気に試聴いたしました。
芸術映画と商業映画の、絶妙なバランスが、すごいな〜と感じました。
…DVDとかを買うのであれば、やっぱりタルコフスキーとか、ビクトル・エリセとか、日本人監督ですと小栗康平さんとかになってしまいますが、コッポラ作品をこれだけ観られただけで、1万円分くらい、浮いちゃった気分です♪
よるそら。