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フォトフェイシャル逍遥

最近2度目のフォトフェイシャルを始めました

…たったの2回で逍遥とか言ってしまってよいものか、自信はありませんが、1度目は1年近く都内に通い、自分が受けた治療、受けなかった治療について、看護師さんから色々な興味深いお話を教えてもらいました。

それから数年経ち、お肌のくすみとかがなんだか我慢できなくなってきて、地元の美容皮膚科で治療を始めたのがひと月前。先日2回目の処置を受けたところです。

…なかなかに、というか相当お高い治療ですので、拙い文章ではございますが、私の経験が少しでもみなさまの参考になればと願いつつ、言葉を紡いでおります。また、永久脱毛も同じ都内のクリニックで処置を受けましたので、関連しそうな情報をお伝えしたいとおもいます。

表皮と真皮

私が都内のクリニックで肌治療を始めたとき、最初にドクターに説明されたのが、表皮と真皮の違いでした。あまり気持ちのよい絵ではありませんが、こんな風になっているそうです。

【皮膚のしくみ】

肌治療とひと口に言っても、シミを薄くしたい場合には表皮の、シワを改善したい場合には真皮の治療を、というように方法が変わってきます。そのあたりがあらかじめ明確になっていれば、最初のカウンセリングもスムーズになるやも知れませんが、ほとんどの方はアンチエイジング…にプラスして気になるところ、くらいの漠然としたイメージがあるだけではないでしょうか?私もそうでした。

表皮と真皮、それぞれに属するお肌のトラブルをまとめてみます。

  • 表皮:シミ、そばかす、毛穴、ニキビ跡、赤ら顔、美白、美肌
  • 真皮:シワ、毛穴、美肌

おおまかに、色みの改善をしたい場合には表皮の、シワなど形状を改善したい場合には真皮の治療が適切、ということかと思います。

4つの肌治療

肌治療の方法は無数にあります。ここで私がフォトフェイシャルという言葉を使っているのは、医療機関でのみ受けられる治療を指しておりまして、たとえばフォトフェイシャルエステとか光フェイシャルといった、エステサロンにある似た名前のメニューは、フォトフェイシャルとは別のものです。

以下の4つの治療について、実体験と看護師さんに聞いた伝説(?)を交えてお話させていただきます。

  • フォトフェイシャル(IPL)
  • YAGレーザー
  • イオン導入
  • モザイク
フォトフェイシャル(IPL)

表皮と真皮の両方に効果が期待できるそうです。(どちらかと言うと表皮)肌治療の代表選手です。

都内のクリニックでは、フォトフェイシャルとYAGレーザーとイオン導入の3点セットでしたが、地元で今受けている治療は、このフォトフェイシャルのみです。

強制的にすっぴんにさせられ、お顔全体に冷たいジェルを塗りたくられた上に、治療の光を直接見ないよう、アイカップを被せられます。

…数年間忘れていましたが、結構怖いです。地元での治療1回目で、それを思い出しました。。逃げ出したくなる心と、きれいになれるならここで死んでもいいみたいな諦めの感情が入り混じり、治療後に少し逞しくなった自分を発見します。

痛みもあります。仕組み的にはレーザー脱毛と近いらしく、痛みの質も同じですね。鋭い、ちょっと衝撃感のある痛みです。金槌で叩かれるような。あるいはホッチキスで挟まれるような。知っていてもどうしようもない知識ですが、お顔の中心部が一番痛いです。

YAGレーザー

表皮と真皮の両方に、フォトフェイシャルよりも真皮寄りに作用するそうです。

痛みは…、私はあまり感じませんでしたが、それも人によるとのこと。個人的にYAGレーザーは気に入っておりまして、なぜかといいますと、感触が線香花火なんです。お肌のすぐ近くで、線香花火がぱちぱちと弾けているイメージです。

アイカップを装着しているので様子は窺えませんが、お肌の近くをぱちぱちが漂う感じは、効果があるといいな〜と、わけもなく前向きな気分になれます♪

イオン導入

表皮に対し、ビタミンCやアミノ酸を、医療の力で強制的に注入するものらしいです。

都内での治療は毎回、フォトフェイシャル→YAGレーザー→イオン導入という手順でした。

仕組みとしては、ビタミンCやアミノ酸の溶液を染み込ませたパックでお顔を覆います。それから電極を手に持たされ、スイッチを入れると。。じわ〜んとした軽い刺激とともに溶液がお肌に浸透していく。。というものだそうです。

痛みはありません。…が、知人でこれを体験した人の中には、チリチリして不快!という声もありました。

モザイク

特に真皮に作用し、その効果は皮膚再生(蘇生)とさえ呼ばれ、火傷痕やあざなど、患者さんの深刻な悩みに応えてくれる治療法です。私は体験はしていません。

…看護師さん曰く、剣山で刺される痛みに近いそうです。でも、安心してください!ちゃんと麻酔をかけますので!とのこと。

ダウンタイムという、治療痕も一定時間残るため、外出時にはマスクなどで患部を隠すなども工夫も必要です。

痛くないと効かない

これら肌治療は、いずれも医療機関でしか受けられないものです。エステサロン等でも似たメニューはあり、医療機関にはないメリットもあるかと思いますが、ひとつだけ確かなことがあります。それは、

効果は痛みに比例する

ということです。

脱毛もフォトフェイシャルも、決してお安くはありません。私が治療を受けた都内のクリニックでは看護師さんが、出力を上げれば一度の治療での満足度が上がり、回数を減らせるので、患者さんの負担にならない範囲でできるだけ強力な治療をします!と、高らかに宣言してくれた程です。様子を見て大丈夫そうならこっそり出力を上げることもある、とも。。

ドクターの言葉を思い出します。うちの強みは高出力の治療ができること。そして、ステロイドを処方できるので、炎症を強力に抑えられることだよ、と。

 

…実は今回、フォトフェイシャルの記事を書こうと思ったのは、都内での最新の治療を思い出したからではなく、地元での治療が、都内で経験したものよりも強力だということに気づいたからなのです。

最初にあれっ?と思ったのは、1回目の治療がとても痛かった!そのとき。次の驚きはその3日後、小さいほくろがクレームブリュレのように、ぱりっと剥がれたときです。

都内でのときは確か3〜4回目くらいで初めて、クレームブリュレ体験をしたように記憶しています。

こちらでは、フォトフェイシャルを看護師さんではなく、女性の先生がご自分で処置されます。2回目の今回、そんな会話をしたところ、以前のは弱かったのね〜みたいなことを言われました。

 

お値段のお話をしますと、都内での3点セットが10回で約20万円。地元でのフォトフェイシャル単体治療が、1回で約4万円。5回を目安にと言われていますので、回数だけで比較すれば地元の美容皮膚科の料金は倍。しかもフォトフェイシャルのみです。

一度試してみて、やっぱり都内のクリニックの方がよければ、手間と交通費と取りづらい予約のハードルを越えてでも、通おうかと思っていました。

今も、悩んではいます。

ただ、痛い肌治療には価値があります。それは私がこれまでコストを掛けて学んだ事実です。

都内での治療に切り替えるのであれば、フォトフェイシャルの出力を上げてくれるよう、お願いすることになります。

…3回目は、とりあえず予約してきました。

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